平成26年度の総会を5月23日に総合福祉会館で開催しました。
事業報告・決算、監査報告、次年度の事業計画・予算及び役員選任などにつきご審議いただき、全ての議案を原案どおりご承認いただきました。
ご臨席いただいたみなさまのご協力に感謝申し上げます。
法人役員及び「地域活動支援センター ワンステップ」の職員をご紹介します。
【法人役員】
代表理事 | 関 正視 |
副代表理事 | 三上 亜佐橘 |
理事 | 吉田 淳子 |
理事 | 千野 京子 |
理事 | 原 賀津美 |
監事 | 村木 静子 |
【地域活動支援センター職員】
施設長 | 原 賀津美 |
常勤職員 | 高野 真希子 |
非常勤職員 | 金久保 剛雄 |
非常勤職員 | 礒部 一男 |
非常勤職員 | 佐藤 直緒子 |
非常勤職員 | 三浦 勝子 |
お時間のある方にお寄りいただき、意見交換を行い交流を深めました。 松本市長様・菅原市議会議長様・井上県会議員様を始めご来賓の方、近隣都市、和光市内の団体の各会長様、そして正会員、家族会員のみなさまが和気相合とした中で忌憚のない意見交換を行いました。
今年度末に完成する予定のグループホーム談義には熱の入った話で盛り上がりました。
日ごろなかなかこのような時間を作ることが出来ない中、また直接 お話したり、情報を教えていただき、とても有意義な時間を過ごす ことができ会員の皆様から好評を得ました。
朝霞保健所の推薦により、選考が行われこのたび、特定非営利活動法人耀の会が栄えある賞をいた だきました。多年にわたり精神障害者に深い理解を示し、精神福祉事業の発展に寄与され、その尽力が評価されて今回の受賞となりました。埼玉県知事からの団体賞は多くの推薦団体の中から、当法人 1団体のみが選ばれました。
去る6月8日に埼玉県教育会館で授賞式が執り行われ参列しました。
今回の受賞を励みにこれからも更なる精進をして参りたいと思います。ご指導ご鞭撻の程、よろしく お願い申し上げます。
表彰式後に引き続き、受賞記念講演会が開催され、講師として代表理事関が「チャレンジドの自立 支援」のテーマで、さまざまな取り組み事例を中心に約1時間のお話をさせていただきました。
社団法人、公益法人、社会福祉法人、NPO法人、医療関係者、地域の関係機関、行政、家族会等多様なかつ、多くの方に熱心にご聴講いただきました。活発な質問も行われ、有意義な講演会になり ました。
翌9日に和光市松本市長に受賞のご報告を兼ね訪問し面談する機会を持つことができました。
約20年間に亘る活動の成果が報われたものであるとお褒めの言葉を頂戴いたし、感動しました。
これからも地域に根ざした活動を一生懸命に取り組んで参りたいと決意を新たにした次第です。
福祉の里まつり
- ○日 時:平成26年5月10日(土) 9:30~14:00
- ○会 場:和光市福祉の里
■ 例年開催されているイベントで今年も「地域活動支援センターワンステップ」が出店しました。
■ 地域の大勢のみなさんが来館され大賑わいでした。
■ 「ワンステップ」のコーナーでは牛乳パックリサイクル品の 「ちょいす」や同じくハンカチリサイクル品の「ブロ-チ」・ 「トートバッグ」等を展示販売しました。多くのみなさまにお買い上げいただき、感謝しています。
■ 市長や市議会議長等も来賓として出席され地域の多くのみなさまとも交流でき有意義な一日を過ごすことができました。
セルプバザール in 浦和
- ○日 時:平成26年6月26日(木)~27日(金)
- ○会 場:浦和駅コンコース内
■浦和駅のコンコース内で開催されたセルプバザールに12施設が出店しました。その中に「地域活動支援センター ワンステップ」も出店しました。
■「ワンステップ」のコーナーでは自主製品を販売し、「ハンカチブローチ」、「パックンポーチ」、「アクリルたわし」等、完売商品が多数出るほど多くの皆様にお買い上げ頂き、感謝しております。
一昨年の精神保健ボランティア初心者講座が好評に終わり、続編として昨年度も3日間の講座を開催致 しました。
講座は、精神障がいの理解や啓発に努め、地域、施設等でのボランテア人材の育成を図ることを目的にしました。
講座開催に当たり、地域活動支援センターワンステップの皆さ んのご協力はもちろんのこと、市内の保健 師精神科医を招き ながら15名の参加者が集まりました。
講座修了後、参加をして下さった皆さんの想いがあたたかいうちに、茶話会を始めることになりました。
月1回、茶話会には10名前後の参加者が集います。何度か茶話会を開催する内に、参加者の皆さんからのアイディアで会の名称を新たに「ツ―ステップ」と 毎月の茶話会で交流を深めています名付けることにしました。
「ツ―ステップ」では、ワンステップでのボランティア活動を通しての情報交換を柱にしながら、地域で生活する精神障がい者との関わりの中で、障がいのあるなしに関わらず、地域で共に生き、安心して暮らすことができるよう地域へのつながりを考える機会となっています。
この会に参加することで、自分自身も新たな地域でのつながりができた、施設利用者との関わりの中で畑仕事等、とても楽しく活動に参加できている等、様々な声をいただいています。
今後、和光市ボランティアセンターでは、ワンステップと共に「ツ―ステップ」の趣旨に賛同してくださる市民に参加を呼びかけながら、施設の応援団として活動して下さるボランティアが増え、市内に少しずつでも精神障がいを理解する市民の優しい和が広がっていけたらと考えております。
【和光市社会福祉協議会 和光市ボランティアセンターボランティアコーディネーター 小川澄子】
・ボランティア講座終了後、毎月数名の方々にワンステップの作業に関わっていただいており、新しい風の流れを感じています。
これからも一緒に楽しい時間を共有していけたらと願っております。【ワンステップ 原】
- ○日 時:平成26年4月15日(火)11:00~13:00
- ○会 場:総合福祉会館3階 調理室
毎年おこなっている家族会との交流会、年々利用者の手際の良さが進歩し ていると、褒めていただき、ますます頑張っています。
少しでも多くのメニューを自分のものにして、生活に活かしてほしいと思います。
年に数回子供さんたちの調理実習を見学して頂く機会があります。
自分の作りたいメニューのグループに入り相談しながらの作業です。
会食には父兄の方にも入っていただき「おいしく出来たね」などうれしい言葉をかけて頂くのもうれしいひとときです。
おかわりも自由でこの会には植物アレルギーなど偏食の方もいないので 献立を作る私としてはとてもうれしい限りです。どうぞ家でもこちらで実習した料理を作る機会を作ってください。そのうち自分の得意とする料理ができ家族のみなさんにも喜んでもらえたら作る自信にもなり作るおいしそうなメニューです
7月3日の「NPO法人虹の会」及び「和光市心身障害児・者を守る会」が実施した施設研修に参加する 機会がありました。両団体の役員ならびに会員総勢24名のマイクロバスによる研修で一日を快適に過ご すことができ、記憶に残る研修でした。
秩父地方では「社会福祉法人清心会」が中心となり、「埼玉県手をつなぐ育成会」及び「NPO法人埼玉成年後見センターいきいきネット」が連携し地域移行支援に積極的に取り組んでおり、見事に融合した成果を挙げていることを肌で感じました。
「楽しく働く」「元気に遊ぶ」「豊かに暮らす」「長く支える」を掲げて福祉の原点をしっかりと見つめ直す姿勢は、さすが日本一の障害福祉サービス事業所を目指していることが伺えた。
今回見学できた施設は ➊清心会さやかグループ本部「ふらわあ事業所:生活介護型作業所と就労継続B型作業所」 ❷グループホーム「サンヒルズそら」 ➌同「サンヒルズほし」 ➍いきいきネット秩父支部 ➎ぽっぽ道の駅店「さやか直売売店:障害者が販売に従事」の5事業所で正に代表的な地域移行支援のシステムを間近に見学することができた。
特に印象に残ったものとしてふらわあ事業所での「きのこの培養」は工賃確保に寄与できる取り組みで広い敷地を有効に活用した例でした。
また、グループホームは重度及び軽度の両方を見学しましたが、全てバリアフリー作りで、天井が高く、 窓も開放感があり、ゆったりした木のぬくもり感でうらやましい住環境でした。同じ建物内に男女各3名が違和感なく暮らしていることには驚きました。
秩父地方に20ケ所(定員99名)を整備していることもすごいことであると感じました。
「いきいきネット秩父支部」は知的障害者の成年後見制度を普及させるための組織であるが、事務局長の原島さんによる法人成年後見普及の説明ならびに後見スタッフとの意見交換により、取り組みの熱意を直接感じることができる有意義な時を過ごすことができました。
このたびの研修を教訓にして、和光市でも展開できる取り組みの契機になればと思う次第です。