耀通信 No.64

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かがやき

かがやき

平成26年度第一回自立支援協議会に出席しました。

前回の自立支援協議会当法人からチャレンジドを含めて2名が委員として参画しました。
前期の2年の任期が終わり、平成28年3月までの委員19名が選出され、松本市長より委嘱を受け活動を開始しました。
会議では以下の報告及び協議が行われました。

現状の障害者数の推移(平成25年度・増減は平成21年度と比較)

障害別の手帳所持者は、身体障害者:1,507人(21,2%増)、知的障害児・者:276人(53,3%増)精神障害者:406人(84,5%増)で合計2,189人。特に精神障害者は2級、3級の割合が高く、約倍増していることに注目。

第3期障害福祉計画(平成24年~26年)における進捗状況

同法は障害者総合支援法に基づくもので理念でなく、障害福祉サービスの必要となる見込み量を年度毎に設定するもので、基本指針として3年と定められています。「基本目標:入院中の精神障害者の地域生活への移行等」、「障害福祉サービスの見込み量及び確保のための方策:相談支援事業等」、「地域生活支援事業:日常生活用具支援等」の3つから構成されています。いずれも詳細は割愛しますが、ほぼ目標を達成していることを確認いたしました。

第4期障害福祉計画の方向性・スケジュール

成27年~29年で推進予定の「計画策定部会」の委員10名(案)が上程され、承認されました。
当法人からも1名が選出されました。
平成27年3月までに策定完了する予定で同部会で活動されます。

*【生活機能調査シートについて】
障害や難病をお持ちの方の状態や地域課題の把握のため、生活機能調査(今年度は500名)を実施したとの報告がありました。
回収率は約60%程度で、未回収の方には事前連絡の上直接訪問し、聞き取り調査を開始し、結果をとりまとめる方向で推進しております。チャレンジドにおけるこのような調査は始めてであり、調査結果は必要となる福祉サ-ビスや施設の必要量が明らかになり、今後の事業に役立ち期待されます。


かがやき

障害者団体親の会 合同懇談会に参加しました

各障害者団体ごとに親の会が開催されていますが、他の団体の活動の様子などについて是非聞いてみたいという要望がありました。
このたび、チャレンジド団体に所属している各障害者団体に働き掛けを行い実現しました。

・日  時:9月9日(火)13:30~15:30
・会  場:中央公民館二回会議室1
・参加団体:和光市知的障害児・者を守る会・精神障害者家族会「耀の会」
        TOMOTOMOくらぶ・わこうほっとさぽーとの会
         NPO法人虹の会  合計30名

二班に分かれてそれぞれにコーディネーターが付き日ごろの想いや感じていることなどを自由に語り合うことにより情報を共有化するのが狙いです。

時間が足りないくらい盛り上がりました初めての試みでしたが、参加者も予想を上回る大勢の方が興味を持っていただき大成功であったと思います。

自立について特に精神障害者の話で盛り上がりました。親があまり前面に出ないように配慮したり、グループホームの入居後の問題や苦労・悩みが耐えないことなどが共有できたようです。
想い悩むことが多いが、みなさんそれぞれの考えが一緒であり、共通する課題が結構多く多団体の取り組み事例を参考にして少しでも解決していきたいと言う方が多かったようです。

自閉症で多動(学齢期)グループホームなどで生活のサポートがあると良いとか、フレックスタイムがあ れば働いて食べていかれる生活をさせたい。
友人やジョブコーチが欲しい。もっといろいろなチャンスが欲しい。現在は生活のリズムを合わせること。
学校の教諭も障害者についてもっと学んで欲しい・・・等活発な意見交換が行われました。

5団体の30名のご家族が参加全体的に高齢化し平均年齢が高い傾向にあり、特に家族会「耀の会」は約70歳近い状況です。従って日常の会話でも「親亡き後」という言葉が多用されます。
一方若いママさんたちの会も参加されましたが、お子さんが特別学校(小中学生中心)通っておられ、若い方が多く20歳以上の年齢差がありました。
若い方の考え方等聞かせていただきましたが、とても斬新なご意見も伺えある意味刺激を受けました。

会議もどんどん進化してややともすると専門化した内容になりつつあるが、原点はこのような場で話し合えるように身近な親の気持ちを素直にぶつけて本音で語り合う場も重要であるとなど改めて認識したと言う声も出ました。

このたびの懇談会は有意義であった。是非これからも参加したいと思う。継続して開催して欲しいとの要望も出てとても好評であったと言えます。勿論私たちも全く同感です。
これからも引き続き継続して開催したいと思いました。 (家族会「耀の会」M・S 記)

和光市にチャレンジドスポーツ大会に参加しました

9月27日に第32回大会が和光市総合体育館1階メインアリーナで開催され、参加しました。
このスポーツ大会は、日ごろ運動不足になりがちなチャレンジドに対し体位の向上及び残存機能の活用を図るとともに、積極的な社会参加を促進し、明るい生活の形成に役立てることを目的として開催されるものです。
例年どおり、チャレンジドを主体とした、各施設、団体から選出された実行委員会が3回開催され、プログラム・進行要領・役割分担等綿密な打ち合わせを行い準備万端での当日を迎えました。

人気のプログラムは車いすパン食い競争、じゃんけんゲーム、着せ替えゲーム等でお昼休みのアトラクションも楽しみました。特に綱引き及び紅白玉入れでは白熱した競争となり、会場が一気に盛り上がり熱気で沸き返りました。
当団体からもチャレンジド・ご家族・施設職員等約20名が参加し、秋の一日を楽しく過ごしました。

精神障害者向けグループホーム設置について

和光市「高齢者・障害者共生型施設基盤整備事業」として和光市丸山台3丁目に建設予定の現在の状況についてご報告します。

社会福祉法人教友会が丸山台3丁目に建設する精神障害者グループホームは、居室数9室とショートステ イ1室、そして利用者のリビングスペース、共同で調理可能なキッチン、さらにスタッフ室と相談コーナ ーを設置するもので、床面積合計は85.86㎡となっております。これまでに実施設計から建築確認申請 を6月下旬に行い、消防署等の同意を得て、7月中旬に建築確認済証を受領しております。
今後の予定ですが、9月から施設整備事業者である同法人において、建設地の樹木の伐採、基礎、本体、 外壁、内装、外溝等の各工事を実施し、来年2月下旬に竣工の予定となっております。

和光市駅方面側から撮影。交差点に面しており、階段の左側が建設予定地です。
右の広い道路は旧川越街道。階段の奥側は幅約1.5mの遊歩道が約80m続いている。

*手前側のコンクリートの塀の幅が敷地の幅(約13m)になる。


越後山まつり

  • ○日 時:平成26年8月30日(土) 16:00~20:00
  • ○会 場:越後山地区

■ 今年も越後山まつりでワンステップが出店し、「自主製品」をはじめ、「じゃんけんゲーム」、「スーパーボールくじ」、「キラキラシールくじ」、「ヨーヨー」等を販売致しました。
■ じゃんけんゲームは利用者とじゃんけんをしてその勝敗によって景品を選べるゲームであり、たくさんの子供達とじゃんけんをしている利用者さんはとても優しい表情をしていました。

ヨーヨー釣り


西大和団地まつり

  • ○日 時:平成26年9月6日(土)12:00~17:00
  • ○会 場:西大和団地敷地内

■ 今年も西大和団地まつりに出店し、自主製品をはじめ、ポップコーン、フランクフルト、くじ、ヨーヨーを販売致しました。

■ この日は気温が急上昇し、猛暑の中での販売となりましたが、こまめな休憩をはさみながら交代で店番を行い、ポップコーン等完売商品が出るほどたくさんの客様にお買い求め頂き感謝しております。

ヨーヨー釣り


お知らせさわやかな季節を迎え、多くのイベントが企画されています。
社会参加の促進や地域社会に対するわたしたちの啓発を行うため、積極的に参加し地域のみなさまと交流を深めたいと思います。
是非お立ち寄りくださるようお待ちしております。

イベント名 月・日・時 会 場 主な内容
南公民館まつり 10/19(日)
10~15時
南公民館 ・自主製品・リサイクル品
・ヨーヨー
・絵本等の販売
さつき苑まつり 10/25(土)
10~14時半
さつき苑ひろば ・自主製品
市民まつり 11/9(日)
10~15時
和光市役所周辺
広場等
・自主製品・リサイクル品等の販売 ・ヨーヨー
ゆめあいまつり 11/22(土)
10~15時
総合福祉会館内 ・炊き込みご飯 ・フランクフルト ・自主製品 ・リサイクル品
・ヨーヨー
チャレンジド
合同展示会
12/3(土)~9(金)9~18時 和光市中央公民館
1階中央ロビー
・チャレンジドの絵、習字手工芸品等の  作品展示 ・各団体のご案内
障害福祉講演会 12/9(日)
10~12時
和光市中央公民館
2階会議室 1
・演題:「障害を理解する」